095日目:(お遍路07日目)30~36番

~お遍路07日目~
札所と宿:
30番札所 善楽寺 (ぜんらくじ)
31番札所 竹林寺 (ちくりんじ)
32番札所 禅師峰寺 (ぜんじぶじ)
33番札所 雪蹊寺 (せっけいじ)
34番札所 種間寺 (たねまじ)
35番札所 清瀧寺 (きよたきじ)
36番札所 青龍寺(しょうりゅうじ)
宿泊地:ビジネスホテルとりごえ(須崎市内)
(ツイッターより)
30番札所 善楽寺!
高知パシフィックホテルを出発し、384号線(土佐(北)街道)を進みました。大きな交差点のところに、楼門(神光門)という、土佐神社の入口があります。ここの参道脇を進んでいくと右手に駐車場と30番札所。車は通れないので、歩きや自転車の人は、駐車場(これまた広大!)があるところまでは気持ちのいい道を進めます。早朝ということもあってかとてもすがすがしく気持ちのいいお寺でした。
子安地蔵堂があり、安産や子宝を願う人のお地蔵さん(絵馬の代わりにぶら下がっている)がとても可愛らしいです。
(ツイッターより)
31番札所。竹林寺。大量の蚊に刺されました。ライダーグローブ、どこかで紛失してしまいました。
江戸時代に土佐藩主の帰依を受け、栄えたというお寺。当時、多くの僧が集まり、土佐の進行や文化の中心地になったそうです。五台山を登ったところにあり、広くて見どころも多い。竹林寺というだけあって、本当に竹林が美しく気持ちのいい場所です。ただ、夏場は蚊が多く、座って休んでいるだけで何か所も刺されます。
「竹林寺おまいりポイント」という看板が至る所にあり、その数、23ポイント。ちょっと多すぎるので、気になったところだけサクっとみてきました。これはいったい??というマニアックなものもあるので面白いです。
ちなみに、高知県内で五重塔があるのは唯一、ここだけ。あと、よさこい節の舞台となった場所でもあり、「三人寄れば文殊の知恵」でお馴染みの文殊菩薩が本尊のお寺だそうです。
31番札所。竹林寺を出たところ、目の前。朝早いからか、お店は閉まってました。犬が見送ってくれました。ウ●チしながら。
(ツイッターより)
32番札所 禅師峰寺!高知県は山の上にあるお寺がなんと多いことか!さて、これまでの雨から一転!いい天気!水没のような症状のスマホの調子はいまいちです。
32番札所(禅師峰寺)までは基本、平坦な道。ただ、残り100m程は小高い丘を登ることになります。禅師峰寺の駐車場では、巨大な十一面観世音菩薩像が出迎えてくれます。
駐車場から階段を登っていくと、ベンチのある休憩スポット。海を眺めながら休憩できる素敵な場所でした。
31番札所。竹林寺では、犬が見送ってくれて、ここ32番、禅師峰寺では、ネコが出迎えてくれました。ポン菓子が100円で売ってました。
32番から33番札所(雪蹊寺)までの自転車でのルートは、浦戸大橋を渡るか、渡し船を利用するかの2択になるかと思います。渡し船の方が歴史もあり、距離も短く、安全。ただし、1時間に1本?(らしい)なのでタイミングが悪いと待ち時間が長くなります。一方、浦戸大橋はゆるやかな登りで、かつ、距離も少し長くなります。車道から一段あがったところにオレンジ色の歩道がありますが(写真参照)バランス感覚に自信が無い人は自転車は押し歩きしたほうがいいです。車が来ているときに段差から落ちようものなら、ひかれること間違いなしです。
本当は、渡し船で行こうと思っていたのに、道を間違えて浦戸大橋の方に向かっていました。船で渡りたかったのに。浦戸大橋は、車の交通量も多く、大型のトラックとか真横を走るので、少し怖かったです。ただ、ここを抜けると桂浜の気持ちのいい海沿いの道を走ることになるので快適です。
(ツイッターより)
33番札所 雪蹊寺!
33番札所 雪蹊寺 (せっけいじ)は、コンパクトでした。本堂の裏に 長曽我部元親の墓石があるそうです。完全にスルー。
34番札所 種間寺 (たねまじ)は33番から6.5㎞程の、のどかな道を進むだけです。種間寺という名前の由来は、弘法大師が唐の国から持ち帰った五穀の種(米、麦、あわ、きび、まめ)を境内に蒔いたことから名づけられたそうです。
34番札所(種間寺)は、安産の薬師さんとしても知られ、安産祈願をすると妊婦さんには、お寺から底の抜けた柄杓(ひしゃく)が授かるらしいです。観音堂には、底の抜けた柄杓がずらりと並んで奉納されています。
(ツイッターより)
ようやくエネルギー補給!高知県にセブンイレブンはまだまだ少ないそうです。ローソンがやたら多い!三菱UFJ銀行は無いらしい。へぇ~
(ツイッターより)
えげつない坂道が多くて心が折れそうになる。一時間ほど前に着きました。35番札所。清瀧寺!
35番札所(清瀧寺)に繋がる後半、数キロの傾斜がとにかくキツイ!自転車はほぼ押して歩きました。「狭さ、勾配、前方視界の悪さは、八十八ヵ所道中でもトップクラス!命がけ!」と、感想を述べている人もいるくらいです。道は狭く、自動車がくると怖いです。車同士だと避けれないところも多々あり、どうするんだろう?と思ってしまいます。
35番札所(清瀧寺)は、15mもある大きな薬師如来像がインパクトがあります。帰りの下り道は、傾斜が急すぎて、かつ、クネクネ道なのでブレーキかけっぱなし。ゆっくりとしか降りられず、下り道なのに快適じゃありません。どうしてお寺というものはこうも急な山の上や高台にあるのだろう。
(ツイッターより)
36番札所。青竜寺!ここから60キロ先が37番札所。17時までには間に合わないので泊まれそうな場所探しながら少しでも先に進みます。
36番札所に向かうのに、39号線を南下していくルートでは、塚地峠があるので、少し遠回りして仁淀川の方まで走り、282号線の平坦そうな道を選んで走ってみました(急激な坂道地獄に心が疲れていたので、峠と見るだけでちょっと億劫になっていました。。)
峠もなく比較的走りやすい道が続いていたので、個人的には、282号線で問題ありませんでした。
とはいえ、39号線を南下するルートを走っていないのでわかりません。塚地トンネルまでの標高は50m程みたいですし、大したことはないのかもしれません。その後は、海沿い、宇佐大橋、そしてまた海沿いと道が続きます。36番札所(青龍寺)に到着すると、本堂への 170段以上の階段が待ち構えています。
170段以上の階段。。気持ちいいのですが、時期が時期だけに、蚊が多くて、かゆい!
豆知識としては、お相撲の元横綱・朝青龍関さんの名前の由来はここからきているそうです(この近くの明邦義塾出身のため)加えて、相撲部の練習で、この階段を駆け上って足腰を鍛えたとか。凄いなぁ。。
(ツイッターより)
自販機前でひとりでに倒れて、昨年に続き、またミラー割っちゃった!ちなみにスマホの自撮り用のカメラだけ水滴なおったので、自撮りカメラにて撮影です。
(ツイッターより)
須崎市内のビジネスホテルとれまして、マルナカでご飯を調達。朝食に少し残す予定が、部屋に冷蔵庫なく誤算。スーパーのだけど、高知県民おすすめの、わら焼き、買ってみたよ!
37番札所は、36番から、56㎞程先にあるので、御朱印をもらえる時間(17時)までには間に合わない。というわけで、24㎞程進んだ、須崎市内で宿をとることに。
少し遠回りになってしまうけど、来た道を戻って23号線を進んだ方がいい。と、地元の人にアドバイスをもらったので、23号線で須崎市内を目指すことに。
シルバーウィークの土曜日ということもあり、いくつかのホテルに電話するもなかなか取れず。
ようやく取れたのが、ビジネスホテルとりごえさんでした。
今日のヨメからの一言。2歳の息子も家でママと地図を見ながら地理を勉強してるそうです。笑