俺も昔はヒッチハイクを。
先日、大通りでヒッチハイクをしている若者らしき人を見かけました。
元、ヒッチハイカーの俺としては気になって仕方なかったです。
しばらく様子を見てましたが、苦戦してました。
声をかけたくて仕方なかったのですが、
口うるさいオヤジになりそうだったので、やめておきました。
表情はこうした方がいいよ!
持ち方はこうした方がいいよ!
看板の書き方はこうした方がいいよ!
ついつい親切心ならぬ余計なお世話をしてしまいそうでしたので。
後姿の写真だけを撮って、無事を祈っておきました。
それに、もしこのヒッチハイカーが学生ではなく、社会人や大人だったら、
説教してしまう可能性があるので。。。
自分も大学生の頃、日本中、ヒッチハイクで移動していました。
沢山の見知らぬ人たちに、いろんな所に連れていってもらい、
ご飯をおごってもらったり、大変お世話になりました。
時には、ヤンキーに運転させられたり、
車内で何時間も宗教の勧誘をされたり、
トラックの改造を一緒に手伝わされたり、
サービスエリアのベンチで冬の寒空、一晩過ごしたり。
今思えば、とても懐かしく、キラキラした思い出ばかりです。
ただ、社会人になってからはやらなくなりました。
大学生の頃はまだ許される。
人に甘えること。
ただ、社会人になってまで人の善意に甘えてしまうのは少し違う。と。
自力で道を進める人に。自力で前に進める人に。
という意識に変わり、ヒッチハイクは卒業しました。
代わりに、ママチャリという自力スタイルに変わりましたが。。。
今度は、ヒッチハイクしている若者を乗せて、
俺が楽しませてあげる立場にならなければ。
という感じです。
「俺も昔はヒッチハイクをしていた頃があったんだよ。」
と、乗せてくれた人に言われたことがありましたが、
今度は、俺がその言葉を使う番なのです。
とはいえ、なかなか車を運転する機会も少ないですし、
ヒッチハイクしている人をみつけるのも困難です。
「俺も昔はヒッチハイクをしていたんだよ。」
と、言える日は、いつの日になることやら。
あぁ。。よく見ると、看板の文字。
「西」って。。。んーー。。
ツッコミを入れたくて仕方がない。
ムズムズ。。。
今日のヨメからの一言。