それは昔のヒッチハイクの記録。2001年GW.ver

これは2001年5月2日のお話し。
お金の無い貧乏学生時代の頃のヒッチハイクのお話。
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時は、ゴールデンウィーク。
お金が無いので、今回もヒッチハイクで岡山に帰省。
ヒッチハイクを開始したのは朝9時。
前日の夜、湘南平で友達5人とドライブしてわいわい騒ぎ、家に戻ったのが朝4時。
そこから帰省の準備をしてそのまま徹夜。
テンションあがっていたので不思議と眠くはない。

さて、今回のヒッチハイク。
1時間もしないうちに1台の車が止まってくれました。
サングラスかけた怖そうな兄ちゃん。車はベンツ。いかついな。。
と抵抗感ありつつも、数メートル先でウインカーを光らせながら待ってくれているので、断るわけにもいかず、車に乗り込みました。緊張しながら助手席のドアを閉め、車は動き出す。

何を話そうか。
とりあえずテンション高めで、感謝の言葉を連呼。
「ありがとうございまッす!助かりましたッ!」
(普段より5割り増しくらいのテンション。ちょっとアホっぽさを交えながら)

そうすれば大抵の人は気さくに話しかけてきてくれます(笑)

兄ちゃん、どこまでいくの?俺すぐ先で高速でちゃうけど大丈夫?
全然大丈夫っす!
大きなサービスエリアで下ろしてもらえれば、あとは声かけたりして、進めますから!

そんな会話をした記憶があります。

こうして話し出すと、ベンツに乗ったサングラス兄ちゃんであっても、人は見かけじゃないって改めて実感します。
全体的に、なまった喋り方。
むしろ話しているとカワイイ。

これがギャップの魔力?
ヤンキーが子猫をナデナデしてるとめっちゃ心優しい奴に見えてしまうやつです。

そんな魔力にやられつつ、すぐ先の海老名SAで下ろしてもらうことに。
いいスタートがきれました。
すんなり高速道路に進入できたので、あとは楽チン!とお気楽モード全快。
そんなプラス思考が顔に出ていたのか。海老名SAの出口あたりで、大阪と書いた紙を広げて次の車を待つと、すぐにトラックが止まってくれました。

金髪の兄ちゃん。
The トラック運転手!って風貌。

もう人を見かけで判断しません。

トラックの助手席に乗り込み、話をしだすとやっぱりいい人!!会話をしていると

「変な奴がたってるなーと思ったもんで
「おもしろそうな奴がいるなーと思ったもんで
「富士川の方まで行くもんで

やたら語尾に「もんで」を盛り込んでいたので、きっと静岡の人なんだな、と予想して話をしていたら、案の定、静岡の人でした。(友人に「もんで」をよく語尾に使う静岡出身者がいたので。)

さて、トラックですが、今回は助手席に乗れませんでした。
というのも助手席にはテレビデオが置いてあり、座るスペースがなかった。

代わりに、運転席の後ろのスペースに乗り込ませてもらいました。
トラックの中を見た事が無いと少しわかりにくいかも知れませんが、運転席と助手席のすぐ後ろには人が一人寝れるくらいのスペースがあるんですよね。よくカーテンなどで仕切ってたりしてます。トラックってのはその人の部屋みたいなつくりになってるみたいで。

ただ、助手席にテレビは少し危ないんじゃねーの?と思ったが、にーちゃんに言わすと
「音だけ聞いてるんだ!」
との事。やっぱ長距離を一人で走っていると寂しくなるみたいです。

その人とは富士川SAまで一緒に移動しました。
テンション高い人だったので、こちらがあまりしゃべらなくても、どんどん話をしてきてくれてとてもおもしろい人でいした。トラックをおりて 「がんばれよー」 と言われ、別れる時にお辞儀をしていたらトラックが20メートルほど先にすすんだところで、 バイバイと、クラクションが2回。

こういうドラマみたいなシチュエーションに酔ってしまいます。

精一杯の感謝を込めて、トラックが見えなくなるまでお辞儀をして別れました。

次回につづく