がんばったヤツが勝つ

六義園
先日、とある会社の役員さんに駒込にある六義園という公園を案内して頂きました。駒込の方にはほとんど来る事がなく、このような場所があったことを初めて知ったのですが、落ち着いた場所で、居心地がとても良く、お抹茶を頂きながら、様々なお話をさせていただきました。その際、

一つのことに対して徹底的に時間を費やす。
1000時間取り組めば、ある程度ものになる。

という話題が持ち上がりました。
この話を聞いたとき、10年ほど前に先輩経営者の方に教えてもらった話を思い出しました。

無職であっても、2ヶ月1000時間で十分な準備はできる。事業はできる。

というものです。
60日間で1000時間ですから、1日平均18時間とすると、2ヶ月で1080時間になるので、事業やビジネスをおこなうには十分な時間ということになります。

この考えを教えてもらって以来、長時間の作業に耐えられる緊張感を鍛えることに意識が向くようになりましたし、誰かが決めた1日8時間という労働時間の基準概念が自分の中では薄れました。

限界を超えた先のもうひとがんばりを「努力」

それによって成長をすることができるので、1日8時間の仕事や作業を基準にしてしまうと、他と変わらないレベル止まりです。
この話を聞いた当時の自分(20代前半)は「経営者になる!」と決めていたので、他と同じレベルではいけないという危機感がさらに強まりました。
また、常識や他人に基準を合わせていては、限界を超えることはできない!という意識も強く持つようになりました。
こなせてしまうレベルでは努力をしなくなり、成長がとまってしまいますから。

若干、体育会系的な発想ですので、正直、理想どおりにはいきません。
ですが、頭の片隅にこのような考え方を持っている人とそうでない人の成長速度は明らかに違うものだというのは、今まで数多くの部下や先輩を見てきて、感じるところでもあります。

ちょうど先日から北京オリンピックがはじまり、多くのアスリートの姿をテレビや新聞で見ます。彼らはおそらく24時間、何気なく道を歩いているときですら、練習のこと、競技のこと、タイムのこと、自分の体のことを意識していると思います。プロのオリンピック選手を見ていて、準備や練習時間が1000時間どころではないのは明らかです。

ビジネスや事業の世界においては、1位や2位を決めたり、メダルを競うわけでもありません。1000時間というのは例えなのかもしれませんが、結局、

「がんばったヤツが勝つ。」

この言葉に集約されるのだと思います。

一流の選手ほど、試合に負けたり、小さなミスでメダルを逃しても「運が悪かった」とは言わず、「自分の努力が足りなかった」と、運や周りの環境のせいには決してしません。

そんな姿や志の強さを感じながらオリンピックを見ていると、熱い気持ちが込み上げてきますし、「がんばったヤツが勝つ。」という言葉の深さを感じてしまいます。
ヨメからの一言